雑文たち

たまに面白い文章に出会えるかも。

働いてきた世界が違うと、選ぶ言葉も違う。

先日、職務経歴書の作成を支援させていただいた方。

これまで、行政での業務が中心で、企業での実務経験がほとんどない方だったのですが、これまでの業務経験を積む中で、企業でのバックオフィス業務に興味を持たれたとのこと。

 

全くの未経験職種への転職で、なおかつこのコロナ禍。

なかなか厳しい活動になりそうですねとアドバイスするも、ご本人のご意向は固い様子なので、少しでもお力添えをと思い、ご協力させていただいた。

 

これまでの業務経験を根掘り葉掘り聴いて、職務経歴書に落とし込む作業をお手伝い。

例えば、自己PR欄を記載するとき、お話をお伺いしていると「〇〇〇」ってご自身の強みとして、記載できるんじゃないですか?とご提案。

 

ご本人も、なるほど!そういうことか!!と随分ご納得していただけた様子。

 

で、後日、添削後に修正していただいた職務経歴書を拝見し、再度作成のお手伝い。

すると、僕が使った言葉をそのまま使った部分が、全体の流れの中で読むと、とてつもなく違和感を感じる。。。

 

その箇所だけ見れば、どうってことないんだけど、職務経歴書全体の流れの中で見ると、僕が使った言葉だけが、妙に浮いて見える。

 

これっておそらく、ご本人の選んだ言葉じゃないし、ご本人の腹から出てきた言葉じゃないからなんだろうな。

というわけで、「〇〇〇」って言葉を、ご自身の言葉で言い換えると、どんな表現が適切ですかね?と、あーだこーだ話しながら、なんとか最終形にまで持っていった。

 

僕は、自分が使っている言葉が、当たり前に使われていると思っていたけど、こうやって異業種を経験なさってきた方にとっては、全く異なる言葉遣いだったりするんだなーと反省。

それを踏まえた言葉の選び方ってものを考えなきゃいけない。

 

今回は、応募書類の作成をお手伝いするところまでだったので、その後、その方がご希望の職種に転職できたかは不明ですが、ただの応募書類作成を通じても、ご自身のこれまでのキャリアを深く探るきっかけにしていただけたようですし、相手(求人企業)の考えていることを知ることができたようで、それなりにお役に立てたかなとは思う。

 

ただ、やっぱり、ご本人が希望の職に就けてこそ、それもこれも報われるわけですが。。。